施術案内

指圧とは、故浪越徳治郎氏によって日本で創始された手技で、もう８０年以上も多くの人によって引き継がれ、続いています。

母指による押圧で、循環を改善することにより、人間に本来備わっている「自分で自分の体の不調を改善し、整える力＝自然治癒力」を引き出す療法で、お体に負担をかけない優しい手技です。

それによって、首、肩、腰、膝などのお体の様々な痛みや痺れ、内臓症状や自律神経症状などが改善されます。

そして自然治癒力が高まるので、不調になりにくいお体になります。

また当院では、指圧の施術に当たり「筋肉」だけでなく「筋膜」や「骨格」を重視しています。

より指圧の効果を高める為に「筋膜リリース」や「骨格（関節）の矯正」を必要に応じて取り入れ、本質的な改善を図ります。

安定期に入った妊婦さんを対象に、主に横向き（短時間の仰向け）を中心にした施術を行います。

妊娠中の、時期によって異なるお辛い部位（首、肩、背中、腰、お尻、股関節、足）を医学的な知識をベースにして指圧します。

それによって、妊娠中のお体のストレスの軽減と、精神的な安定を図ると共に、赤ちゃんの健やかな成長をサポートします。

妊娠中は、ホルモンの影響でお体に様々な変化が起こります。

骨盤の向き、形、お腹の大きさ等の身体的な変化だけでなく、循環器系や呼吸器系、泌尿器系などの内臓系にも多くの生理的な変化が起こります。

それによって、お体の痛みだけでなく、むくみや静脈瘤、手根管症候群、塞栓症や高血圧症、早産のリスク等、さまざまな症状、疾患、リスクにも気を付けなければなりません。
 

当院では事前に十分なヒアリングを行い、安全には最優先の配慮をしますのでご安心下さい。

出産後は以前のズボンが入らない、反り腰が治らない、猫背が治らない、首や背中や腰が痛い等の症状を訴える方が多いです。

骨盤や関節が正しい位置に戻り、筋肉が正しく働くことで、はけなかったズボンがはける、姿勢が良くなる、お尻が小さくなる、腰がくびれる、体の痛みがなくなると言う効果が期待できます。

姿勢・骨盤の矯正を行う時期としては、産後2か月～6カ月の間に行うのが良いです。

6カ月を過ぎるとホルモンで緩んでいた靭帯がまた硬くなってしまします。